デジタルサイネージの導入を決めれば、具体的な商品選びをする段階に入ります。その際に軽視される傾向がある大切なことがあります。それはデジタルサイネージで表示するコンテンツを管理するためのソフトです。ディスプレイの大きさや機能など、ハードの方が重要であることは疑いのない事ですが、そちらに頭が行き過ぎてしまうとソフト選びが雑になってしまう傾向があります。
ハードを販売している会社との商談になると、ソフトのアピールがほとんどない場合もあります。ハードを購入してもらうことが目的の営業担当者なら仕方がないとも言えますが、ソフトは運用を開始すると大きな違いが出てくるので軽く考えることはできない要素です。デジタルサイネージは、コンテンツを自由に切り替えられることが大きな魅力です。その切り替え機能を活用するためには、コンテンツを用意することと切り替えをセッティングする必要があり、その作業をするのが管理ソフトです。
管理ソフトの使い勝手が悪いと大変負担の大きい作業になります。機能が低いものを選んでしまうとイメージ通りのコンテンツを用意することができなかったり、設定するのに手間がかかったりすることもあります。管理ソフトを扱うことに後ろ向きになってしまったのでは、デジタルサイネージの効果をフルに発揮することはできません。ハードを操作して効果的に利用するためにはソフトが肝心なので、自分に合っている機能や操作性を備えているものを選ぶことが重要になります。
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